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『青い青い青い爪の話(仮)』公演終了報告

ボラ☆ボラの本公演としては初となる無観客ライブ配信公演『青い青い青い爪の話(仮)』は、皆さまのおかげを持ちまして無事公演終了できました。ご視聴頂いた多くの皆さま、本当にありがとうございました!


今回の公演は、コロナ禍における中でボラ☆ボラの出した「誰もが最も安全で安心できる公演」をコンセプトに行った公演でした。もちろん実際のお客さんと相対した中で上演することこそが演劇だと思ってますが、「実は何かを気にしながら」という状態を、作り手側は仕方ないとしても、それをお客さんにも、というのはどうにも許せないところがありました。実際にお客さんを入れて上演している団体も増えてきていますが、大変な努力と尽力をそそいでいらっしゃるんだと改めて思います。


そんな無観客の配信公演でしたが、嬉しいこともありました。それはオンライン故の産物で、全国の方に観ていただけたことです。大阪を活動拠点に置くボラ☆ボラは、2017年に行った全国8都市ツアーのようなものをまた企画できれば良いのですが、なかなかそう簡単にツアーを行えません。そんな中オンライン配信は、見事にそのモヤモヤを払拭してくれました。北海道から沖縄まで、多方面の方にご視聴いただけたことは、本当に嬉しい誤算でした。


このコロナ禍がいつまで続くのかはわかりませんが、オンライン配信は演劇のひとつのカテゴリとしては非常に有効なんだという実感も得ました。とは言え本音は、やはり生で観ていただきたい!一緒に劇空間を作っていただきたいという思いで一杯です。


まだどうなるかは未確定ですが、来年2022年には志半ばで中止した『ただ、吸って吐く』の上演も予定しています。それまでにも、今回のオンライン配信をひとつの柱として上演し続けていくつもりです。


最後になりましたが、こんな状況下の中、快く出演を受けて下さった中村なる美さん、福重友さん、有田達哉さん、照明でご協力頂いた皿袋誠路さん、そして、改めまして、ご視聴いただいた皆さま、本当にありがとうございました!!



ボラ☆ボラ



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